こんにちは、ライターのあんこうです。
Six Invitational 2021出場チームの紹介記事第2弾となる今回は、EU地域の強豪チームであるBDS Esportについて紹介していきたいと思います。
第一弾の記事はこちら
BDS Esport メンバー紹介
ロスターは全てフランス人プレイヤーで構成されている。
メンバー全員がEUを代表するプレイヤーばかりであり、以前所属していたチームでも世界大会優勝や世界大会ベスト4、8を経験しているような選手がほとんどである。
また、シージ歴もYear1からのプレイヤーばかりと年数を積み重ねている猛者揃いである。
BDSの特徴
チームの中心的人物となっているのが、Shaiikoである。
Shaiikoは世界最強プレイヤーなのではと思わせるほどの実力をもっており、試合でも攻撃、防衛問わず彼の動きにより試合が大きく動くことも少なくない。
また、以前のBDSはこのShaiiko頼りとなるケースが試合でもよく見られた。
しかし、Elemzjeが加入した昨年のSix Invitational 2020からは、他のメンバーのみでの巻き返しも増え、BriDが加入した昨年夏頃からはShaiikoに頼らなくても他の強豪チームに勝ててしまうほどのチームへと成長した。
攻撃面では撃ち合いが非常に強いプレイヤーが多いのでよく誤解されるのだが、BDSはプラント設置の判断や設置後の射線管理も悪いチームではなく、プラントに関しては世界的に見ても上手いチームだと自分は思う。
これはチームが結成された頃から変わらず、特に2019年のChallenger League Season 10 Europeでは当時のメタの影響もあったとはいえプラントを非常に多く成功させていた。
現在、プラントの数自体はEUの中でも平均的だが、逆に言えばプラント以外でも多くの選択肢を持っているということであり、チームの総合力の高さが伺える。
Six Invitationalに向けてのチームの状態は??
European League 2021 Stage 1では1位のNatus Vincereに競り負けたものの2位と好成績を残している。
チームの状態は悪くなく、Six Invitationalでも優勝候補の一角として他のチームから徹底マークされるだろう。
マップの傾向としては、European League 2021 Stage 1や6 Open Cup 2021では山荘、カフェ、海岸線の試合がなく、 この中にSix Invitationalへ向けて作戦を隠しているマップがあってもおかしくはない。
また、クラブハウスでの勝率が非常に高く、今のBDSからクラブハウスを勝つのはかなり厳しいと予想される。
逆にオレゴンはBDS唯一の苦手マップと言っても過言ではなく、 European Leagueで負けた試合のほとんどがオレゴンとなっている。
その為、オレゴンでどれだけ勝てるかがSix InvitationalでのBDSの上位進出の鍵となるかもしれない。
まとめ
Six Invitational 2021においてBDS Esportは、優勝候補筆頭となってくだろう。
私としては、チーム結成当初のShaiikoのTwich配信を見た時から個人的に応援しているチームの一つのためinvでの活躍を期待せずにはいられない。
皆さんもぜひSix Invitational 2021では、BDSのピックマップやプラントの駆け引きなどに注目して観戦して欲しい。