Six Invitational 2021 出場チーム紹介！【FaZe編】

2021 5/08

2021年5月8日

FaZe Clan

メンバー

cameram4n（リーダー）
Cyber
Astro
soulz1
Bullet1
Ramalho（コーチ）
tgk（マネージャー）

Twitter：https://twitter.com/FaZeClan

世界トップクラスのesportsチームゆえの……

FaZeは世界のesportsチームの中でも常にトップクラスを走ってきたチームで、時価総額のランキングではC9・TSM・Liquidに次ぐ4位です。スポンサーも皆さんご存知「日産自動車」やサッカーの有名チーム「マンチェスターシティ」など様様な有名企業が付いています。
FaZeは2018年からレインボーシックスシージの大会シーンに参入し、世界大会の常連と言えるほどに好成績を維持してきました。

ただブラジルリーグでの優勝は2年前、昨年はまさかの5位でプレーオフ進出すら出来ませんでした……。

これがプロという世界なのでしょうか。
FaZeはチームのエース Astro以外を放出し、新たにプレーオフで優勝したMiBRロースターを獲得することを決めます。

https://twitter.com/FaZeClan/status/1367535328614088704

MiBRロースターを丸ごと獲得するとなるとかなりのお金が動いたはずです。
それほどにも世界トップクラスのesportsチームとしてFaZeは優勝に拘っているのでしょう。

2021年シーズンここまでの成績

名実ともにトップクラスのロースターを揃えたFaZeはブラジルリーグステージ1優勝を決めます。
プレーオフではまさかの決勝トーナメント1回戦でTeam oNeに負けてしましましたが、相手ピックのほとんどやっていない海岸線とディサイダー山荘と相手のマップピックが上手かったのも正直あると思います。
また勝ってはいるものの僅差であることも多いので、oNe戦の結果も踏まえて、どうインビまでに仕上げてくるかは見ものです。

実際の試合でのチーム傾向

ブラジルリーグステージ1及び、Copa Elite Sixでのプレイマップ

マップ名	回数
オレゴン	3
クラブハウス	3
領事館	2
山荘	3
カフェ	2
海岸線	1
ヴィラ	2

他のチームと比べるとかなり満遍なくやっている印象を受けますね。
ただ海岸線はほぼやっておらず、BO3で相手がピックしてきたマップなので苦手マップではあると思います。ただ確定BANをしている様子はなく、ピックされたらやるつもりではあるようなので、インビの決勝トーナメントまで行ったときに海岸線をやらされる回数は増えるかもしれません。

選手それぞれのデータと印象

まずはブラジルリーグステージ1の数字を見ていきましょう！

名前	Rating	K-D	Entry	KOST	KPR	SRV	その他
cameram4n	0.91	60-71(-11)	14-12(+2)	66%	0.56	34%
Astro	1.11	85-70(+15)	18-10(+8)	67%	0.79	35%	Entry2位
cyber	1.12	91-69(+22)	12-8(+4)	64%	0.85	36%	K-D5位
soulz1	1.14	75-57(+18)	3-6(-3)	67%	0.70	47%	プラント数9 （リーグ4位）
Bullet1	1.03	82-75(+7)	12-11(+1)	66%	0.77	30%

soulz1のSRVの47％という数字に注目してほしいのですが、これは約半分のラウンドを生き残っているということです。これはリーグ断トツ1位の数字であり、攻撃ではプランター、防衛では現地職をやっていてこの数字をだしてくれるのはチームメイトにとってありがたいことでしょう。
それに対してリーダーcameram4nの物足りなさは否めません。ただ昨年とあまり変わっていないので数字以外の貢献度というのがあるのかもしれません。

ここからは実際の試合を見たそれぞれの選手の私の印象を書いていこうと思います！
cameram4n：攻撃ではカピタオなどの中間職、防衛ではスモーク・ミュートを使っていることが多いです。数字は物足りなさがありますが、見ていてそこまで気になるほどではないかな。撃ち合いが強すぎる人たちが多いチームなので、サポートに徹する人がいなければチームが回らないのかもしれません。
Astro：今まではアタッカーがほとんで、アタッカー以外のAstroを見たことがなかった気がしますが、ヴィラやカフェのときはエースをピックしてディフューザーを持っています。言わずと知れた撃ち合いの強い選手で、不動のFaZeのエースです！
cyber：役職は中間職っぽいですが、割職が2枚必要もしくはサッチャー＋割職の編成のときには割職をしています。MiBRの時はアタッカーしかやっていなかった気がしますが、移籍してこういうポジションに落ち着いているみたいです。Astroが後ろをやっているときは、アタッカーのcyberを見ることが出来ます！
soulz1：この選手の凄さは上に書いた通りなのですが、マップによっては割職を他の人に任せてサッチャーやカリといったオペレーターをピックすることもあります。配信ではあんまり目立つことはないですが注目して見てみるのも面白いかも！
Bullet1：なんでも出来る選手が多い中、Bulletだけはずっとアタッカーをやっています。アッシュやゾフィア、メルシーなどをよくピックしていて撃ち合いが強い面子が揃っている中でも見劣りしません。ただエントリーフラッガーという感じではなく、サブアタッカー的なポジションにいることも多いです。