Siege X、2025シーズンを前にキックオフイベント「RE:L0:AD」が現地時間5月10日に開幕!
R6SHAREのパートナーチーム、計20チームがブラジルのリオデジャネイロに集結しました。現地時間5月10日~5月14日にかけて行われるグループステージでは特殊ルールが採用されるフォーマットで行われています。
Day 4は上位チームがプレイオフ進出が決まる1日でした。そんなDay 4を振り返っていきましょう!

グループステージ Day 4結果
※チーム横の()内はリロード数
(14)CAG 7-5 Liquid(10)
マップ:ナイトヘイヴンラボ
リロードできるバレット数の上限まで賭けた上に、拡張マガジンカードを使用して勝負に出たCAGとLiquid。
1ラウンド目はLiquidが獲得しましたが、ShuReap選手が動けないというゲーム内での問題があり、0-0からやり直しになりました。再開後はCAGが得意の多方向からの攻めで1ラウンド目を獲得しました。2,3ラウンド目はMaia選手の撃ち合いの前に苦戦し、落としてしまいます。
攻撃2周目の4ラウンド目はAnitun選手の世界一のMontagneがLiquidに襲い掛かります。FBから2キル目を獲得すると現地の情報も把握し、そのままラウンド獲得に繋げました。5ラウンド目はLiquidが獲得。攻撃の最終ラウンドのCAGはFBを取られてしまう人数不利の状況から逆転すると、素晴らしいフォーカスで浮いている敵を倒すと、デュフューザー設置のカバーもお見事。前半3-3での折り返しに成功しました。
攻防交代後の7ラウンド目は倉庫での攻防でLiquidが上回ります。しかし、地下防衛ではCAGの連携で守りきり、Liquidのリードを許しません。9ラウンド目はMaia選手のエントリーの前に敗戦。ここでCAGはDDコーチからメンタル面も含めたTOを実施。その直後のラウンドでは2v4の厳しい状況でしたが、Anitun選手とChibisu選手が見事に耐え抜きクラッチに成功させます。Liquidは追いつかれたタイミングでTOを行使しました。しかし、CAGがこの直後のラウンドを獲得して逆転に成功し、マッチポイントとしました。
運命の12ラウンド目「1F 管制室/収納庫」防衛、FBを獲得したのはCAGでしたが、2Fから引くタイミングでLiquidにキルを取られてしまいます。その後、現地のShuReap選手が2キル獲得します。Liquidも2キル獲得し、残り10秒で人数はイーブンに。しかし、ここでAnitun選手の地下への動きが勝負を決めました。C4でデュフューザー設置を倒し、ノータイム。勝利したのはCAG Osakaとなりました。
CAGは14ポイント獲得。この時点でトップ4以上が確定し、CAG史上初のプレイオフ、メインステージ進出が決まりました!
(3)Eleavte 8-6 SZ(14)
マップ:国境
SCARZも14ポイントを賭けて勝負に出ました。
1,2ラウンド目はion選手のフィジカル、Elevateのカバー力の高さを前にラウンドを落としてしまいますが、3ラウンド目はRec選手がセキュリティルームで撃ち合いに勝利すると、その流れに乗るように他の選手もキルを重ねラウンド獲得に繋げました。4ラウンド目はElevateが獲得し、SZはTOを行使してEclairコーチと戦術などを話し合いました。その後のラウンドでは相手のエントリーに対して囲い込むようにして、きついポジションにいるAyagator選手をカバーしてTO後の重要なラウンドを獲得しました。防衛最終ラウンドはRec選手が2キル獲得すると、ELVが取っているエリアに対してさらに囲い込むようにしてTyopi選手がキル獲得。その後は人数有利を持ったまま勝利し、3-3で折り返しました。
攻防交代後の7,8ラウンドはElevateが獲得してスコア差が2となりました。9ラウンド目、FishLike選手のBlitzを軸に攻撃を展開して勝利し、1ラウンド返します。10ラウンド目はこの日調子のよいRec選手がFBからトリプルキル獲得してSZが勝利して同点に追いつきます。その後、互いにラウンドを獲得してOTに突入しました。
OTではElevateが勝ちたい撃ち合いでことごとくキルを獲得して8-6と勝利を収めました。
SCARZは惜しくも敗戦となり、バレット数は0以下になりました。そのため、ここで敗退となりました。
しかしながら、今大会は新しいロスターで挑んだ中で試合ごとにSZの良さ、上手さが目に見えて上がってきているのを実感できたと思います。Elevateとはリーグ戦で当たる可能性はあるので、その試合でのリベンジを期待したいですね!
(1)Secret 7-1 M80(5)
マップ:クラブハウス
Secretは前日のドラフトでM80をピック。M80のFabianコーチからEUはひどいと煽られましたが、7-1とM80を圧倒してEUの意地を見せました。この試合は新加入のNoaUrz選手が大活躍。KOSTは100%と全てのラウンドでチームに貢献し、KPRは脅威の1.88と勝利に導きました。
(14)FLCS 7-3 BFX(1)
マップ:クラブハウス
Falconsは昨日大きくバレット数を賭けましたが、敗戦してしまい残り1発と今日は絶対に勝っておきたい試合でした。対するFearXはここまで3連勝と好調をキープしており、Day 4でも下剋上を見せれるか注目が集まりました。
前半のBFXはMephi選手を中心にラウンドを獲得して3-3折り返しとなりました。しかし、FLCSは防衛で圧倒し、1ラウンドも落とすことなく勝利しました。
(8)G2 7-3 C9(2)
マップ:ナイトヘイヴンラボ
昨日G2はデュエルで生き残り、この試合は上位チームへ選択し、8ptを賭けて挑みました。ここ3試合のG2とはガラッと変わり攻撃では4ラウンド獲得すると、防衛ではUUNO選手らが活躍し、7-3と快勝を収めました。G2は10ptとなり、Day 5でのプレイオフ進出に望みを繋げました。
(12)LOUD 7-3 BDS(1)
マップ:高層ビル
BDSは攻撃スタートとなり、最初の3ラウンドはLOUDを苦しめる攻撃を見せました。しかし、LOUDはTOを使ってBDSに対して対応し、前半は4-2とLOUDがリードして折り返しました。さらにはperes選手が16キルとチームを牽引し、勝利に導きました。
BDSは敗戦したものの、賭けたバレット数は1だったため、最小限の被害で終えました。
(12)FaZe 7-3 FNC(9)
マップ:ナイトヘイヴンラボ
互いに所持バレット数以上をリロードし、負ければ敗退という中での対戦でした。
しかし、SI2025王者は強かった。Cyber選手は18キル、Handyy選手の1v3クラッチなど、個の強さもあり7-3と快勝を収めました。
FNCは久しぶりの世界大会でもあり、新しいロスターで挑んだ今大会。昨季以上の強さを見せたと思います。敗退とはなりましたが、EMLでの活躍が非常に楽しみです。
(2)WC 7-3 SSG(8)
マップ:ナイトヘイヴンラボ
SSGはDay 3で拡張マガジンカードを使用しながらも敗戦。Day 4では同地域のWildcardを選択しました。しかし、このSSGの挑戦を退けたのはWildcardでした。Bae選手やSpiker選手を中心にラウンドを獲得して勝利を収めました。
SSGはDay 1は勝利したものの、その後は3連敗となり敗退となりました。
(1)DZ 7-2 FURIA(5)
マップ:クラブハウス
下馬評ではここまで全勝のFURIAが勝つと思われたこの試合でしたが、蓋を開けてみればDZが完璧な試合運びを見せました。特に新加入のCTZN選手とSpiriTz選手がKPR 1.33の活躍でFURIAを抑え込みました。
グループステージ Day 4終了時順位表
Day 4終了時点で5チームが敗退となり、上位5チームのプレイオフ進出が決まりました。
CAGは2位でプレイオフ進出。Day 5はお休みとなり、次は5/16の夜から始まる有観客での試合に再び登場します。
順位 | チーム | ポイント | ラウンド差 |
1 | LOUD | 22pt | +10 |
2 | CAG | 19pt | -3 |
3 | Elevate | 17pt | -3 |
4 | w7m | 16pt | +5 |
5 | Falcons | 16pt | +3 |
6 | FaZe | 16pt | +3 |
7 | Wildcard | 13pt | +10 |
8 | Cloud9 | 12pt | -6 |
9 | FearX | 11pt | +9 |
10 | G2 | 10pt | -9 |
11 | DZ | 7pt | +11 |
12 | FURIA | 7pt | +8 |
13 | Secret | 7pt | +7 |
14 | BDS | 5pt | -7 |
15 | M80 | 4pt | +2 |
敗退 | Liquid | – | +2 |
敗退 | FNC | – | -6 |
敗退 | SSG | – | -9 |
敗退 | SCARZ | – | -11 |
敗退 | PSG | – | -16 |
グループステージ Day 5組み合わせ
グループステージ最終日の日程です。拡張マガジンカードを持っているチームはもちろん使用します。
負けるとどのチームも敗退。勝ってもプレイオフ進出が出来ない可能性があります。
