Rainbow Six Siege公式はY10S3のデザイナーズノートを公開しました。
新シーズンのオペレーターバランスに加え、システム面や武器のバランス調整について詳しく解説されています。
オペレーターのバランス調整(防衛側)
Blackbeard
ADSの変更
- ADS速度が0.5秒から0.9秒に(遅くなる)
- 窓ラペリング中のADSができなくなる
リロード等の変更
- MK-17のマガジン容量が最大25発から20発に減少
- リロード中はシールドがたたまれるようになる
- 最大弾約数が221発に現象
機動力の変更
- ラペリング中にフルHPのバリケードを突破できなくなる
- シールドのブリーチ数が4回から3回に減少
変更の経緯
BlackbeardのKD比はリリース以降0.9と安定している。
アビリティや装備は汎用性が高く、強力な攻撃性能を備えているため、今回のパッチではその汎用性を維持しつつ、攻撃性能を少し抑えるような調整を行うこととなった。
Eco
- MP5SDから倍率サイトが没収(等倍のみに)
- 従来のスピード1/体力3から、スピード2/体力2に変更
変更の経緯
倍率サイト没収によりこれまで以上に近距離戦が増えることが予想されるため、より立ち回りをしやすくなるようにステータスを変更することに。
Fenrir
- サブ武器のBailiff 410を没収
変更の経緯
Fenrirのアビリティはリリース後の変更を経ても依然として強力であるため、バランスを考慮した結果変更することに。
Lesion
- サブ武器のSuper Shortyを没収
変更の経緯
Leisionのアビリティは情報収集や敵の足止めに非常に有効なうえ、装備も優秀なオペレーターであった。
今後は防衛側は一部を除いて倍率サイトが没収されるため相対的にLeisionの価値が高まることが予想されるため。
Oryx
- サブ武器にReaper MK2を追加
変更の経緯
Oryxのプレイスタイルは機動力や瞬間的な反応に依存しているため、SMGよりも高火力かつADS速度がより速いマシンピストルを追加することで中距離戦でより戦いやすくなることが予想される。
SPAS-12なしでReaper MK2を選ぶとハッチ破壊ができなくなるが、この変更によって装備選択の幅が広がるようになるため。
Pulse
- サブ武器にReaper MK2を追加
変更の経緯
Pulseはそのアビリティの特性からM1014との相性が良いものの、これまではそのメイン武器に合うようなサブ武器がなかった。そういった事情からサブ武器を追加することで装備選択の幅が広がるようになるため。
Rook
- 倍率サイトが没収
- サブ武器にReaper MK2を追加
- サブガジェットの偵察ブロッカーが没収され、代わりにニトロセルを持てるように変更
変更の経緯
倍率サイト削除により長距離での撃ち合いに大きな影響がでるため、彼のアンカー役としての役割を強化するためにサブ武器やサブガジェットを追加、変更することで近中距離戦を強化するため。
Sentry
- メイン武器にTCSG12を追加
変更の経緯
Sentryは防衛側の足りない点を補うことを目的に設計されているという経緯がある中で現行の装備では長距離戦で強みを発揮できない状況であったため、スラグショットガンを追加することで長距離戦の強化や工事等ができるようにするため。
Wamai
- サブ武器にSuper Shortyを追加
変更の経緯
今回のパッチでFenrirやLeisionからSuper Shortyが削除されたことで防衛側の工事能力を落としすぎないために、代わりWamaiにSuper Shortyを追加することに。
オペレーターのバランス調整(攻撃側)
Sledge
- サブ武器にReaper MK2を追加
変更の経緯
SledgeはSMG11が没収されて以降サブ武器はハンドガンしか選択肢がなかったが、他のマシンピストルよりも火力の低いReaper MK2が登場したことでバランスを取れると考え、近距離戦でも戦えるように追加されることに。
Striker
- サブ武器にReaper MK2を追加
変更の経緯
SledgeはSMG11が没収されて以降サブ武器はハンドガンしか選択肢がなかったが、他のマシンピストルよりも火力の低いReaper MK2が登場したことでバランスを取れると考え、近距離戦でも戦えるように追加されることに。
Ying
- サブ武器にReaper MK2を追加
変更の経緯
メイン武器のSIX12は近距離では非常に強力なショットガンではあるものの中長距離では信用できない武器だった。
そのため今回サブ武器にReaper MK2を追加することで、メイン武器をSIX12にしたときの工事や上下での攻撃などでより幅を持たせることができるため。
ガジェットのバランス調整
展開型シールド
- シールドのガラス部分の反射が抑えられるように
変更の経緯
展開型シールドは場所によっては日光やライティングの反射でガラスの向こう側の視界を確保できることができませんでした。なので今回のアップデートでQoL向上のために改良し光の反射を抑えれるようになりました。
武器のバランス調整
防衛オペレーターの倍率スコープ
- 防衛側オペレーターの倍率スコープを一部を除き削除
変更の経緯
防衛オペレーターの倍率スコープは防衛ガジェットやマップに限らずキルポテンシャルに大きく影響します。
今回のアップデートで一部スラグSGやDMRを除きすべての防衛オペレーターの倍率スコープを削除しガジェットや立ち回りでオペレーターピックを考えらるようにしました。
攻撃側シールドの調整
- シールドを構えている際のサブガジェット投擲時のアニメーション追加
変更の経緯
現在の攻撃オペレーターはスモークやインパクトEMP等のサブガジェットを投擲する際のリスクが少なく、あまりにも一方的に作業を行えてしまいます。なので、投擲時の新たなアニメーションを追加し、瞬間的に露出する事となります。これにより、防衛側オペレーターは一瞬の隙をついてシールドオペレーターに対しカウンタープレイを行う事ができます。
一部オペレーターにリーパーMK2が追加
- リコイルの減少
初弾の反動が減少
横方向のリコイルが減少
- 以下のオペレーターのサブ武器にリーパーMK2が追加されます。
・ORYX
・PULSE
・RAUORA
・ROOK
・SLEDGE
・YING
変更の経緯
現在のリーパーMK2は強いとはいえる状態ではなく、サブ武器の選択肢から外されることもあります。
今回のアップデートでリコイルの減少を行うとともに一部のオペレーターの武器にリーパーMK2を追加します。