Y10S4では要塞のリワークが行われ、ランクおよび競技シーンのマッププールに追加されることが発表されました。
今回はそんな要塞についてSCARZ所属のFishLike選手とSiegeGamers編集長Naviの2人で「要塞研究会」となるものを実施しました。研究会で探った、2階にある2つの防衛ポイントの守り方を紹介します!

2F コマンダーのオフィス/バスルーム
ここの防衛箇所は爆弾部屋が窓やドアで繋がっていないため、爆弾部屋間の開通(ローテートホール)が重要になります。この時、展示室からこのローテートホールを見られてしまいます。ではこの展示室はどうやって守ればいいか。見ていきましょう!

FishLike選手
「この防衛箇所は攻撃側の侵攻するところが多いため、MelusiやLesion、Ela、Fenrirなどの罠系オペレーターが効果的になると思います。
爆弾部屋の”コマンダーのオフィス/ベッドルーム-バスルーム間”を開通しなければなりません。この時、展示室の防衛が重要になりそうです。”コマンダーのオフィス-展示室間”を開通し、展示室を守るために、コマンダーのオフィスにいるプレイヤーと連携しましょう。」
Navi
「もしガジェットが手薄なタワー側から攻められた場合でも、展示室を守っていれば対応できそうですね。」

FishLike選手
「この展示室を守るためにハッチを補強してシールドを置いて守ると、中央階段からの侵攻やドアからのエントリーが難しくなり、強固な守りを築けることができそうです。」
Navi
「いいアイデアですね!ハッチを補強することで1Fからの突き上げへの対策になりますね。このシールドを守るためにJagerやWamaiを使いたいですね。」

FishLike選手
「バスルーム側は時間を稼ぐために、作戦会議室まで広がって守りたいですね。共同部屋に繋がる2枚補強は割られないようにBanditやKaidを設置したいですね。」
Navi
「なるほど。もしこのエリアを防衛するのが難しくなったら、余っている補強壁を使ってローテートホールを補強することで、相手の攻撃を遅らせることが出来そうです。
ここは2つのドア(娯楽室、中庭通路)があるので、有刺鉄線を使って侵攻を管理したいですね。」

まとめ
・罠系オペレーターを中心に構成して相手の侵攻を把握
・展示室の防衛が重要
・爆弾部屋間のローテートホールを分断されないようにシールドを使って展示室を守ろう
・バスルーム側は作戦会議室まで広く防衛すること
2F 共同部屋/娯楽室
リワーク後の要塞では、共同部屋が屋外に面する形となり、KaidやBanditを使って補強壁が破壊されるのを阻止することが難しくなりました。そこで今回は、補強壁が破壊された状況を想定し、その際の守り方を見ていきましょう。

FishLike選手
「②と③のプレイヤーのポジションが重要になります。補強壁が破壊されて、プラントされそうになった時、旧タワーを守る②と③にいるプレイヤーからの射線で管理することができます。この時、爆弾部屋間の足元工事が効果的になりますね。
①のプレイヤーはTachankaやSmokeを使ってプラントを阻止できるようなオペレーターを選択しましょう。」
Navi
「この時、旧タワーはどうやって守るのがいいでしょうか?」
FishLike選手
「旧タワー階段については有刺鉄線を2つ置いて対策するといいですね。屋上側やラぺリングからのエントリーは②と③で連携して守りたいですね。②のプレイヤーは外からの窓乗り越えエントリーに注意が必要です。しっかりと音を聞けば楽に倒すことができます。」

旧タワー側から共同部屋への射線でエントリーを見れる。



ロッカー上を通す方法でも、画像のように跳ね返してプラントを妨害する方法どちらも効果的
FishLike選手
「共同部屋や娯楽室のほかに作戦会議室も守り、作戦会議室と共同部屋はローテートホールで繋げましょう。」
Navi
「作戦会議室から共同部屋のカバーをすることができるし、旧タワーが取られても娯楽室へのエントリーを①と④の2つの射線で管理できそうですね。作戦会議室の3枚補強はKaidやBanditを使って割られないようにしたいですね。」
FishLike選手
「この時、中庭通路からの侵攻に注意しましょう。コマンダーのオフィスの防衛と同じように有刺鉄線を置いて管理するといいですね。」

まとめ
・旧タワーを守って、共同部屋のエントリーを管理
・TachankaやSmokeを使ってプラントを阻止
・作戦会議室まで広がって防衛
+α
・5人目は遊撃に出てドローン壊しやキルを狙ったりして相手を困らせるといいでしょう。
以上が要塞研究会で見つけた2階の防衛方法です。いかがだったでしょうか?ぜひ要塞をプレイするときは参考にしてみてください!
競技シーンのマッププールに加わるため、Six Invitational 2026ではトッププロの防衛方法を見ることができると思います。どんな守りをするのか楽しみですね。
今回ご参加いただいたFishLike選手、ありがとうございました!













