【EWC2025】アジアからWeibo GamingがPlayoffへ!Playoff出場チームが全て確定! / Esports World Cup 2025 グループステージ Day 2結果

サウジアラビアで開催中のEsports World Cup 2025。レインボーシックスシージエックス部門の競技が8月5日(火)に開幕しました。今大会には各地域リーグの上位チームが集結し、この夏の王者が決まります。
Day 2はLowerのファイナルが4試合行われ、プレイオフに進出する4チームが決まりました。

目次

グループステージ Day 2結果

グループA

Weibo Gaming 2-0 DarkZero Esports
1st map:クラブハウス 7-5 WBG
2nd map:アジト 7-2 WBG
Decider:山荘

アジア勢で唯一生き残ったWBGと対戦するはNAの強豪チームDarkZeroEsportsとなりました。
1stクラブハウスでは攻撃からスタートしたWBG、DZは割り職BANで現地の強化を謀りWBGの攻めを制限します。それに対しWBGは盾を利用して正面を押し切る戦術にシフトし、前線の押し上げに成功。
お互いラウンドを取り合うシーソーゲームへと展開していきます。4R目にはWBGがOSAとMontagneを使用しセット気味な戦術を行いますがDZはチームプレイで先頭から潰し打開、DZがラウンド差を広げます。
しかしWBGも執拗な盾戦術と撃ち合い勝負でDZを苦しめラウンドを連取、3-3で試合を折り返します。
防衛に回ったWBGはHIBANAとGLAZをBANし、DZのセットプレイを警戒をします。
WBGはCLASHや罠オペ、Maestro等のガジェットでDZの面々を苦しめるとラウンドを連取、たまらずDZがタイムアウトを取り9R目、DZはMontagneを使い現地の囲い込みを敢行するもWBGに正面から葛されラウンドを落とします。その後もDZがラウンドを取りますが終わってみると7-5でWBGが1stMAPを勝利します。
続くアジトでは防衛から始まるWBG、TachankaやMaestro等のユニークなピックをしつつもDZの攻撃を遅延と撃ち合いで崩しラウンドを獲得、BlackBeardに対してはOryxをピックし対処しDZの攻撃を破壊すると、5-1の大差で折り返します。
攻撃に回ったWBGは8R目にプラント後Terd選手の1v2クラッチを成功、マッチポイントを獲得し勢い付いたWBGは続くラウンドをドライ気味の早目な進行でDZを翻弄、終盤は同時にアクションしDZの穴を作り出しラウンドを獲得し2ndMAPアジトもWBGが勝利します。
これによりアジア勢で唯一WBGがプレイオフへと進出が確定しました。

G2 Esports 2-0 FaZe Clan
1st map:高層ビル 7-4 G2
2nd map:カフェ 7-2 G2
Decider:ナイトヘイブン

EU王者G2Esportsと対決するのはBR王者のFaZeClan、決勝と言われてもおかしくないマッチアップの対決となりました。
防衛有利の高層ビルで防衛からスタートとなったG2はClashやMiraといった強オペレーターでFaZeを正面から待ち構え、それに対しFaZeはセット気味なプレイで対応し序盤はお互いがラウンドを取り合う形になります。
しかしG2はFaZeのエントリーに対し勝負を敢行し、FaZeの強力な戦術に対して成立する前から崩す事に成功、4-2で試合を折り返します。
攻撃に回ったG2は前目に当たってくるFaZeに対し人数不利を背負う場面もありましたが、Loira選手Alem4o選手の2v5に成功し勢いが増します。
かなり押し気味にくるG2に対しFaZeは冷静に自分たちの戦術で待ち構えガジェットや有利な撃ち合いでG2を抑えラウンドを取り戻しますが9R目にセットできたG2がラウンドを獲得、マッチポイントを獲得します。
続くラウンドはFaZeが獲得するもその後はマッチポイントを獲得して余裕のあるG2がエントリー勝負をカバーで倒しゆっくりと前線を押し上げFaZeを苦しめラウンドを獲得、7-4で高層ビルもG2が勝利します。
続くカフェで攻撃から始まったG2はFaZeのエリアを着実に制限して行き攻撃の幅広さを見せFaZeを苦しめます。上下射線を上手く使ったG2の攻めに対しFaZeは遊撃で対処しようとするもしっかりと浮いたポジションから着実に潰すG2に上手く対応できず4-2でG2有利で折り返します。
防衛に回ったG2は途中あがりや遊撃、飛び出し等の自由なプレイでFaZeを苦しめ、ラウンド差を広げるとその勢いのママラウンドを連取、終わってみると7-2の大差でG2が勝利しPlayoffへと進出します。

グループB

Spacestation Gaming 2-0 Oxygen Esports
1st map:領事館 (7-4 SSG)
2nd map:山荘 (7-5 SSG)
Decider:ナイトヘイヴンラボ

SSGとOXGのNAチーム同士の対決となりました。防衛を選んだSSGはラウンド間での修正力の高さを見せ、4-2で折り返すと、その勢いのままに攻撃でもラウンドを獲得しました。OXGピックの領事館でSSGが勝利を収めました。
山荘ではSSGは防衛で相手がエントリーする前に、屋外に対して積極的に撃ち合ってキルを重ねます。負けられないOXGもラウンドを獲得して3-3での折り返しとなりました。後半戦、OXGはエリアを広く守りつつ相手のエントリーを狙う防衛方法でしたが、SSGは速いエントリーから広く守るOXGのエリアの間に入り込んでラウンド獲得に繋げました。OXGも上下に狭く守る方法に変えましたが、SSGの攻撃を抑えることは出来ませんでした。SSGが2マップストレートで勝利し、プレイオフ進出を果たしました。

FURIA 2-1 w7m esports
1st map:山荘 (7-3 w7m)
2nd map:国境 (7-5 FURIA)
Decider:クラブハウス (8-7 FURIA)

SAL頂上決戦と言ってもいいFURIAとw7mの対戦カードは3マップにわたる激戦となりました。
山荘ではw7mはBlackbeardを軸にした攻撃でFURIAを圧倒します。FURIAは2度目のBANタイミングでBlackbeardをBANしますが、w7mの勢いを止めきることができません。w7mが5-1とリードして折り返しました。そのままw7mが逃げ切って1マップ目を獲得しました。2マップ目の国境ではFURIAの攻撃力が輝き、4-2での折り返しに成功します。後半もFURIAが2ラウンド先取してマッチポイントを獲得します。w7mはここから3ラウンド連取しましたが、反撃はここまで。2マップ目はFURIAが獲得しました。
運命の3マップ目、クラブハウスでは防衛スタートとなったw7mはFURIAの攻撃を見事に抑え込んで4-2折り返しに成功します。リードして折り返したw7mは7ラウンド目をDodez選手が1v2クラッチに成功すると、8ラウンド目はNookを使ってFBを取ると相手が動くところをしっかりと抑え、マッチポイントを獲得しました。しかしながら、SAL王者FURIAが脅威の粘りを見せます。2-6とリードされている状況から防衛4ラウンド連取してOTに持ち込みました。
OT1ラウンド目、防衛スタートとなったFURIAが勢いをキープしてラウンドを獲得すると思われましたが、w7mは残り時間0.25秒からプラントに成功させ、このラウンドを獲得しました。OT2ラウンド目、w7mがFBを獲得して有利な状況を作りましたが、見事な巻き返しでFURIAがラウンドを獲得して再び追いつきます。最終ラウンド、またしてもw7mがFBを獲得する展開となりましたが、HerdsZ選手の改装現場での見事な3連続キルで人数不利から逆転に成功したFURIAがラウンドを獲得しました。
SAL王者FURIAがw7mとの死闘を制してプレイオフに進出しました。

Playoffステージトーナメント表

Day2終了にてPlayoffステージ進出チームが全て出そろいました。

初戦は8月8日24時からVirtus.pro対FURIA、Ninja in Pyajamas対G2 Esports戦が行われます。
終わり次第次戦、Shipify Rebellion対SpaceStationGaming、Team Secret対Weibo Gamingの試合が行われ、続くセミファイナルは8月9日24時から行われる予定です。

この記事が気に入ったら
フォローしてね!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

生粋のEmpireファン
大会シーンも分かりやすく記事にしたいと思います!
Land Valk eSports 副代表&R6S部門マネージャー

目次