Q. MNMとの対戦は事前の対策などを考えてきましたか。それとも自分たちのやり方を通すことを考えていましたが。 A. 前回のコペンハーゲンメジャーでMNMとスクリムを9マップくらいしていたので傾向は把握できていました。ですので今回は対策よりも、自分たちがどのレベルにいて今のMNMにどこまで通用するのかという挑戦をしていました。試合ではある程度やることを決めていて、例えば攻撃では個々でアグレッシブに行こうとしたりライブドローンを増やすなどを決めていて、実行していました。
Q. 実際MNMと戦って、準備してきたものがどこまで通じたと考えていますか。 A. 作戦の準備という意味では攻撃の数ラウンドは準備していたもので、それがしっかり通用したかと思います。
Q. ステージ2も間もなくで、インビテーショナルも見えてきていると思います。そういった中でステージ2のSCARZのコンセプトがあればお願いします。 A. 一度世界を経験してから想像よりは壁が高くなかったという感覚があって、ある程度通用することは分かりました。あとは伸ばすべき力としては作戦面よりもコミュニケーション力やその場のやりとりの早さや量などを意識して挑もうと思っています。
Q. MNMとは前回のインビテーショナル以来の再戦となりますが、前回と今回戦った印象のギャップなどはありますか。 A. Anitun選手:Solotovが以前よりもフィジカル面で強くなっていたように思います。 Fuji3コーチ:俯瞰で見ていると攻撃が上手くなっていました。昔はそんなに攻撃が上手いチームという印象はなかったのですが、今のMNMはエリア取りが上手くて選手たちもやりづらそうだったと思います。
Q. マップBANは想定内でしたか。 A. 割と想定外でした。国内のマップBANではいつもある程度思い通りになる反面、世界で戦うチームはそういったところの対策もしているんだろうなと思っています。
Q. 今回試合で見つかった課題や改善点はありますか。 A. 防衛が課題としてあります。
Q. シーズン2からマップローテーションに変更があり、テーマパークとヴィラが外れてリワーク後の領事館とナイトヘイヴンラボが追加されますが、その印象はどうですか。 A. どちらのマップもある程度広いうえに名称を覚えたり、そもそもどういった戦い方が強いのかすら分からない手探りな状態なので大変です。
Q. シーズン2に向けての改善点などでどのようなことを考えていますか。 A. Blackray選手:普段スクリムをしているAPACチーム相手では練習できないようなところを意識して取り組んでいます。特に世界大会に出ているチームはAPACチームがしないような、弱いところを突いてきたりするのが上手いので。 Papiliaコーチ:Gamers8でもそういった反省点もありこれまで練習してきました。今日もMNMと戦って新たな目標も見つかったので、それに向けて取り組んでいきたいと思います。
MNMへのインタビュー
Q. Julioコーチの加入はチームにどのように働いていますか。 A. neLo選手:彼はインビテーショナルをはじめ、大会で優勝するなどかなり実績のある人物なので、彼の経験から得られるものは今の自分たちの成長にとっては必要不可欠なものだと考えています。
Q. 世界の舞台で戦うことで得られる経験はチームを成長させますが、どういったことを学んで強くなってきましたか。 A. neLo選手各リージョンにはそれぞれユニークなプレイスタイルがあります。そういった相手に合わせて自分たちのスタイルも変化させていくことです。今日もCAG戦ではタイムアウト中にJulioコーチから「アグレッシブに行き過ぎだ」という指摘があり、そういった部分を抑えてプレイすることで上手くいったので、相手に適応していく力が大切です。