【S.I.2024】アジア最強格Bleed Esportsは初のSix Invitationalで主人公になれるか / Six Invitational 2024出場チーム紹介第9弾

2月13日に開幕するSix Invitational 2024。今年は最も勢いのあるブラジルチームのホーム、サンパウロ(ブラジル)での初開催となります。SiegeGamersでは出場するチームを毎日2チームずつ紹介しています。
第9弾は、2023年10月に行われたBLAST R6 Major Atlanta 2023に初出場ながら世界でその存在感を示したアジア最強格のチーム、Bleed Esportsの紹介です。

目次

“Bleed Esports”ロスター

@Ubisoft│@João F.@itsmeERROR

※写真では当時のコーチBruceZz氏が写っていますが、現在は新たにJulioコーチが就任しています。

Bleed Esportsはシンガポールを拠点とし、2023年3月にシージ部門を創設した新進気鋭のチームです。
所属のSouth East Asia Leagueでは別格の強さでリーグ開幕当初から大きな存在感を発揮していました。
創設から日は浅いもののメンバーは若手の有望な選手や経験豊富なベテラン選手を集めており、強さだけでなく高い水準でバランスのとれたチームです。

2023シーズン成績

Stage 1

  • South East Asia League:1位
  • Asia League 2023 Stage 1 LCQ:3位

BO1で行われたSEA Leagueを7戦全勝で駆け抜けたBleedでしたが、その後のLCQでは残念ながら同地域のライバルFURYにBO3でストレート負けし、目前でMajor出場を絶たれることとなります。
SEA Leagueで見せた強さからMajor出場に最も近いチームであると考えられていただけに、驚きの結果になりました。

Stage 2

  • South East Asia League:1位
  • Asia League 2023 Stage 1 LCQ:2位
  • BLAST R6 Major Atlanta 2023:9-11位

Stage 1に引き続き、SEA Leagueを7戦全勝と圧倒的な強さでLCQ進出を決めました。
LCQ決勝戦では再びFURYと対戦し、またもBO3をマップスコア2-1で敗れましたが、Stage 1とは異なりダブルエリミネーション方式であったため、Lower Bracket Finalに回ったBleedがElevateとのBO3を制し、初のMajor出場を決めました。
BLAST R6 Major Atlanta 2023では初の世界大会であることや、LCQで起きたここ一番での勝負の難しさなどから本領発揮ができるか不安視されていましたが、ベテランプレイヤーMentalistC選手や、同チームのゼネラルマネージャーHysteRiX氏(元Aerowolf⇒Giants Gaming⇒Invictus Gamingの選手)などの存在もあってか、Phase 2に進出することができました。
残念ながらPhase 2にて敗退しましたが、あと1勝、あと1ラウンドを取ればPhase3(Finals)進出ができていたという事実は悔しさを感じるとともに、Bleed Esportsというチームが世界に通じる力があることを証明した大会でした。

注目選手:Reeps96

@Ubisoft│@João F.@itsmeERROR

Bleed Esportsの注目選手はReeps96選手です。
2022年9月にDire Wolvesに加入しトップリーグに参戦してから同チームで中心選手となり、彼にとって初の世界大会となったSix Jönköping Major 2022ではチームをベスト12に導くなどの活躍を見せました。2023年3月にBleed Esportsに移籍してからも彼の存在感はチーム内でも特に大きく、Six Invitational 2024でもその爆発力が期待されています。
余談ですが、上記写真や以前紹介した記事をご覧いただくと分かる通り、使用するマウスパッドのエリアが極端に狭く、超高感度プレイヤーとしても有名です。

Reeps96選手の超高感度設定を撮影するJulioコーチ

グループステージ日程

2/15 8:30 vs w7m esports
2/16 8:30 vs Team Liquid
2/17 8:30 vs M80
2/18 8:30 vs Virtus.pro

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