11月1日に開幕したBLAST R6 Major Atlanta 2023。前回大会から約6か月、今年最後のR6 Majorがアメリカ合衆国、アトランタの地で開催されています。11月3日からはPhase 2がスタートし、Phase 1を勝ち抜た8チームとPhase 2から登場するシードチームが激突しました。
日本チームのSCARZもPhase 2から登場し、2戦目のブラジルチームのLOSに挑みました。
Phase 2 Day 2 結果
Round 1-0
G2 Esports 7-4 Dplus
MAP: 領事館
DplusにとってはPhase 2 Day 1のLOS戦に続いての領事館での戦いとなりました。G2にとっては試合内容を見ることができていたということもあり、全体的にG2ペースで試合が進行していきます。
特に防衛におけるG2のAzamiピックによってDplusの攻撃タイミングがずらされたり、エリア取りに時間を要してしまうといったことが多く見受けられました。
Geekay Esports 7-3 Team BDS
MAP: ナイトヘイブンラボ
Phase 2 Day1のw7m戦に続き、またしてもGeekay Esportsが強豪BDS相手に勝利しました。ラウンド差を見ても7-3とある程度の差をつけての勝利となったことから、MENAのダークホースGeekay Esportsの強さが本物であることが改めて世界に周知された形になりました。
FaZe Clan 7-3 Ninjas in Pyjamas
MAP: 高層ビル
ブラジルチーム同士の対決は、同地域の得意マップである高層ビルでの戦いとなりました。
ブラジル1位通過の好調FaZeと、従来のFaZeの戦い方に慣れているNIPの戦いということで意地がぶつかる戦いになりましたが、ここでもFaZeがしっかりと勝ち切り、Day 3に駒を進めました。
Bleed Esports 7-3 Soniqs
MAP: 高層ビル
BleedにとってはPhase 2 Day 1に続いてNAチームとの対決となりました。防衛有利と目される高層ビルでBleedが攻撃を3ラウンド取得し防衛に回ると、そのままSoniqsの攻撃をすべて封殺し、ラウンドスコア7-3と差をつけて勝利しました。
Round 0-1
LOS 7-5 SCARZ
MAP: 銀行
前回大会でもブラジルチームに苦戦したSCARZにとっては公式戦3度目、今大会は初のブラジルチームとの戦いになりました。試合序盤はお互いにラウンドを取り合う展開が続きますが、なかなか攻撃を通すことができず、ラウンドスコア6-4と先にマッチポイントを取られました。その後もなんとか1ラウンド取得しますが、LOSに逃げ切られる形で敗北することになりました。
Virtus.pro 7-1 Wolves Esports
MAP: オレゴン
EUチーム同士の対戦はオレゴンで行われました。攻守選択権をもつWolvesが防衛スタートを選択し試合のペースを握ろうとしますが、VPの破壊力の前にWolvesの防衛ラインが破壊され、防衛で1ラウンドのみの取得にとどまり、そのままラウンドスコア7-1とVPが大勝しました。
w7m esports 7-3 Spacestation Gaming
MAP: クラブハウス
互いの得意なマップであるクラブハウスで試合が行われました。Phase 2 Day 1でw7mがクラブハウスでGeekayに負けていることもあってか、マップBANの最終選択権をもつSSGがクラブハウスを選択しました。防衛が得意なSSGが防衛スタートを切りラウンドスコア3-3と競り合った形での攻守交替となりましたが、w7mの防衛を崩すことができずそのままw7mが防衛で4ラウンドを連取し、勝利しました。
DarkZero Esports 7-5 M80
MAP: 領事館
NAチーム同士の対決は領事館での戦いとなりました。マップBANの最終選択権をもつM80が高層ビルをBANしての領事館ピックということでM80にとっても勝負のマップ選択となりましたが、シージをより研究し新しい戦術を持ってくることでおなじみのDarkZeroにラウンドスコア7-5と競り負ける形になりました。
トーナメント表
Phase 2ではスイスドロー形式のトーナメントのため、同じ戦績のチーム同士が対戦します。
すでに2敗し後がない日本チームSCARZは、NAチームのSSGとBO3での戦いが日本時間9:00から試合開始予定です！
前回大会でもSCARZとSSGはBO3で戦い、その時はSCARZがマップスコア2-1で勝利していましたが今回はどうなるか、生き残りをかけた激しい戦いになることは間違いないでしょう。
